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ワンスアラウンドの『現場マガジン』 2023年1月25日号 | ||||||||||
皆様、こんにちは。 ワンスアラウンドで新卒採用を担当している岡田聖子です。 今週は、『人を育てる』シリーズ最終回、第31弾。 今回は人生100年時代に若手に必要な「ポータブルスキル」について、 スタッフのキャリア面談での事例も踏まえてお伝えしたいと思います。 |
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人を育てる法則 【vol.031】 |
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ポータブルスキルを意識して成長しよう! | ||||||||||
弊社では入社1〜2年目にキャリア研修を実施しています。 入社間もないスタッフだからこそ、キャリアに対しての意識をもってもらいたいと思い、 毎年、下記のような話をしています。 「人生100年時代、20歳からキャリアをスタートし、年金受給開始は70歳くらいと仮定すると、 働く期間は50年。一方で企業の寿命は30年と言われている。 このデータから単純計算すると、少なくとも1回は転職する可能性があることになる。 だから、日々の業務で異業種や異職種でも使えるポータブルスキル(持ち運びができるスキル)を意識しておくように!」 入社間もないスタッフたちなので、この話を聞いても深く考えていない様子で、大きな反応はありません。 でも、このタイミングでの研修はそれでいいのだと思っています。 そして、3年目あたりで、個別にキャリア面談を行います。 そこで、様々な業務から得た気づきを話してくれるスタッフがいます。 その気づきの中で、「それはポータブルスキルだね」と指摘して初めて、「ああそうか」とわかってもらえるようです。 ではここで改めて今の日本の労働背景を確認してみましょう。 | ||||||||||
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企業のOFF-JT投資は他社との差別化になる |
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日本はGDPに締める企業能力開発費(OFFーJT)の割合が、
アメリカ・フランス・ドイツ・イタリア・イギリスに比べて非常に低く、その割合は1995年からずっと減少し続けています。 |
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人生100年時代では、これまで以上に新しいことを学び、新しいスキルを身につけていく必要が出てきます。 広い視野を持ち、変身する力を身に着けるために、まずは自らを知り、そして世界を知る必要があります。 そのためには、若いうちにしっかりと自分の「ポータブルスキル」を認識させて、 現状のスキルをさらに高める「アップスキル」と、現状のスキルを他のものに替えていく 「リスキル」を継続して行い続けることができるような企業内の学びへの支援が、 ますます重要になってきます。 今の日本の能力開発費の低さを考えると、その支援の手厚さは他社と差別化できるものになるでしょう。 人手不足の時代に突入した今、改めてOFF-JTの在り方を考えてみてはどうでしょうか。 なお、弊社では、一人一人のキャリアを支援するための 「伴走型」スキルアップ研修 を数多くご用意しています。 YouTubeでは、無料で学べる 「ワンスアラウンドの接客向上委員会」 の動画が100本以上アップされています。 それらを通じて、現場で働くスタッフ一人ひとりの学びを支援することで、スタッフ自身が成長を感じ、 やりがいをもってそれぞれのキャリアを前向きに捉えていけるようになって欲しいと願っています。 |
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