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ワンスアラウンドの『現場マガジン』 2022年4月27日号 | |||||||||
皆様、こんにちは。 ワンスアラウンドで新卒採用を担当している岡田聖子です。 今週は、『人を育てる』シリーズの第23弾。 今回はコロナ禍での学生生活を余儀なくされた22卒の新入社員に対し行った研修の方向性の変化と、 対面研修で見た彼らの感情変化の大きさについてお伝えしたいと思います。 |
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人を育てる法則 【vol.023】 |
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人と向きあって直接感じる空気が感情を動かす | |||||||||
〜新入社員研修より〜 |
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今月上旬、弊社の新入社員研修が無事終了しました。 2年前にリモートで新入社員研修を行い、「社会人への切り替えにはやはり対面研修が必要」との反省から、 昨年同様に感染対策をしっかり取った上で実施した合宿形式3日間と、通勤3日間の計6日間の対面研修の最終日に、 一人ずつ6日間の振り返りを話してもらいましたが、今年の新入社員の感情がこもった言葉と涙に、 参加していたこちらも涙、涙・・・・。 「配属店舗が遠いから、同期に会えなくなる。皆と離れたくない!」 「はっきり言って、最初は研修が辛かった。まだ学生で遊んでいる友人のインスタを見て、 なぜ自分は社会人なんだろうと思っていた。でも、(研修が終わった)今はこの道で後悔していないと言える」 「普段なら自分は泣かないタイプなのですが、○○さんを見ていたら・・・・。(涙)」 半数はオンラインでも話したことが無い、初対面同士の新入社員。 それがたった6日間で、お互いの距離をグッと縮められたのも3日間の合宿があったからこそです。 しかし、今年は研修後の盛り上がり度が一段と高かったような気がします。 その背景には、2年以上に及ぶ、コロナ禍による学生生活の制限からくる反動があったのではないかと感じています。 | |||||||||
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研修の目的を伝え、出来る方法を一緒に考える そのような社会背景も加味し、本年度の弊社の研修トレーナーは下記2つを心掛けたそうです。 <22年入社 新人研修の2つのポイント>
彼らの置かれていた状況を考えながら、仕事に向き合う姿勢になるような研修を行うことを、 トレーナーをアシストする若手社員にも事前に伝えておくことで、 彼らの寄り添う姿勢も昨年とは違ったものになったと聞いています。 だからこそ、たったの6日間という短い期間で同期との強い絆を築くことが出来た結果、 冒頭の新入社員の研修感想コメントにつながったのだと思います。 研修終了後の帰り道、先の「同期と離れたくない」と言った高卒の新人がこんなことを言っていました。 「2年たったら一人暮らし出来るので、関東に来たい。そうしたら同期に会える。早くそうなれるよう頑張りたい。」 新人研修が終わり、彼らが現場(店)に配属されて2週間がたちました。 研修で学生から社会人への切り替えを行ったものの、現場に入れば入社前のイメージとの GAPは少なからず出てくるでしょう。それを乗り越えるためにも、同期との絆が大事になります。 コロナ感染のリスクもありますが、やはり対面研修でしか作り出せないものがあると、改めて感じています。 |
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