ワンスアラウンドの『現場マガジン』  2021年12月1日号
皆様いつもお読みいただきましてありがとうございます。
ワンスアラウンドが毎週お届けしている『現場マガジン』は、 文字通り我々が運営する《現場》発のホットな情報をお届けするメールマガジンです。
今週は、『ショップレポート』第21弾。
今回は各ブランドやショップ独自で行っている「イベント」の事例をご紹介したいと思います!

ショップレポート【vol.021】


今、現場のリーダーに必要なものは?!
皆様、こんにちは。
今回は「店イベント」のご紹介です。
ブランド本部の支援を頂いて実施した2つのイベントの事例から、 今、リーダーに必要な企画力と発想力、そして実行力(熱意)について考えてみたいと思います。

「スタッフへの感謝の気持ち」を形にする!

弊社が販売代行をお受けしているA社は、常に様々な企画を行っており、 その企画から社内外で一目置かれる存在になっていくスタッフをよく目にしています。 そして、そのチャンスは直営スタッフだけでなく、我々販売代行会社も同じように期待されています。

昨年末にA社が企画したあるプロジェクトに手を挙げたスタッフの企画が、数ある中から選考され、 企画したスタッフが準備に準備を重ねたイベントが、先日、満を持して都内の某店で開催されました。

テーマは「こだわり道具でもてなし飯」です。
元々、そのスタッフは料理が大得意な30代男性です!!
料理の腕がプロ並みの彼が日頃愛用している調理器具をセレクトして、店内のコーナーで展開し、 販売するというものです。

この企画のきっかけはグループマネージャーをしている彼からの「スタッフへの感謝」の気持ちから始まりました。

マネージャーになってから、関わるスタッフの人数が多くなり、全員とコミュニケーションを取ることが難しく、 なかなか日頃の感謝の気持ちを伝えきれずにいました。

そんな時「そうだ!自分の得意な料理で皆をもてなそう!」という事を思いつき、 定期的にスタッフを自宅に呼んで料理でおもてなしを始めたそうです。 「喜んでもらいたい」一心から、腕はどんどん磨かれていきました!

イベントは大成功!
YouTubeでの紹介、店内の特大ポスター、仕入先との交渉など、ブランド本部の多大なる協力のもと、 多くのお客様に喜んで頂くことが出来ました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

そして何よりも「我がグループのマネージャー」のイベントに際し、 多くの店スタッフが来店して自分のインスタで紹介し、チームでイベントを盛り上げてくれたことにも とても感動しました。

「仮説からの発想」を形にする行動力!

また、同時期にB店では、普段、取り扱っていない他のレーベルを期間限定POPUPコーナーを作って販売しました。

もともとB店の店長が自店の客層とマッチするのでは?という仮説からスタートしたイベントです。

イベント開催に当たり
@担当者の選定
A商品勉強会の実施
 →ブランド本部にお願いして充実した資料を頂きました。
  またレーベルのディレクターがわざわざお越し下さり、熱のこもった
  想いを直接伺うことが出来ました。
B予算表の見える化
 →全員が見やすい場所に掲示し、毎日、進捗を共有しました。
CSNSの活用
 →レーベルに関する記事を毎日UP!
D館内ポスティング、サイネージ実施
と、準備万端でスタートしました。

結果は見事、予算達成!!

その背景には、
・ブランド本部の皆様が率先して販売応援に駆けつけて下さったこと
・館の皆様の協力を頂けたこと
・スタッフの友人・知人へのアピール
などなど、1つのイベントに本当に多くの方々の「心の協賛」があったことにやはり感動してしまいました!!


リーダーの熱意に人は動く!

今、リーダーに必要なことは、こういったコトを発信する「発想力」や「企画力」、 そして何よりも実行する「熱意」なのではないでしょうか?

今回、ご紹介した2つのイベント事例でも分かるように、
「やろう!」と決めたリーダーの情熱と人柄がチームを動かし、周りに伝わって、 自然と人が集まって大きな成果に繋がっています。
それは、一生懸命に準備している姿に賛同して人が集まってくるのだと思います。
何もしないで動かなくても、日常の営業は粛々と続いていくでしょう。
しかし、変化の無い日々は苦しいことも無い代わりに「虚しさ」を感じることも多いはずです。
日常の業務に、ちょっとした「コト」を仕掛けるイベントを企画して
眠っていたスタッフの「情熱」を引き出すことが、チームのモチベーションに大きく影響してくるのだと思います!


最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも現場からの声や事例をご紹介してまいります。

ワンスアラウンド株式会社取締役
E&C推進室室長 佐藤梨枝子


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