新入社員の生の声

新入社員の電話ヒヤリングの生の声をまとめました。
コロナ禍で入社した新入社員の今後の育成の参考にして頂ければ幸いです。

<今の自分に出来ることを頑張る>

・店の中で、一番大きな声出し、活気出し、 「その商品は〇%オフです!」とお客様に一番お声がけしていると思う。(男性)

・(お客様からのお褒めの声を共有する仕組みがある店舗スタッフより) 最初の3週間は全く頂けなかったが、常に全力で接客していたら直近3週間で3件いただけた。 最初の1件を見た時、嬉しくて泣きそうになった。成功体験って、めっちゃ大事だなと思った。(女性)

・先輩と1日30件、お客様に声掛けをするという競争をしているが、1回だけ勝ったことがあり、嬉しかった♪(男性)

・レジに商品タグを切った後の紐を捨てる小さなごみ箱を置いてはどうかと提案をしたら、 店長がすぐOKと承認してくれ実施することになった。自分の小さな提案を受け入れてくれて嬉しい。(男性)

●そばについて教えてもらえない環境の中、今自分が出来ることを彼らなりに考えて実践しています。

●その結果、お客様からのお褒めの言葉や、頑張りを先輩からも認められて、達成感を感じているようです。

●ベテランの先輩が同じ土俵で競争できる内容を考えてくれたことが目標感に繋がり、クリアしたときは達成感を味わえているようです。

●「成功体験」を早めに感じることが出来た事は、必ず今後の 成長へつながります。 さらに先輩に認めてもらえていると思える人間関係があれば、注意や指摘も受け入れやすくなるでしょう。

<オンラインで一人暮らしの寂しさ解消>

・食事がとにかく心配だったけど、ご飯が炊けて、パスタが茹でられればカレーやパスタソースのレトルトを買ったり、 外食や弁当を買えば、案外何とでもなるのがわかった。むしろ親の方がちゃんと食べているのかと心配してくる。 LINEもあるし、先輩が食事に誘ってくれたりするから寂しさはない。 今日は休みで、一人カラオケで朝からずっと歌っているのでストレス発散も出来ている。(男性)

・もっと寂しいかなと思っていたけど、自粛期間で人に会わない生活に慣れたから大丈夫。 でも、母が心配しているので、週に一度は母と電話して、月に一度は家族全員でオンライン飲み会をすることにした。
オンライン(飲み会)が出来る時代で良かった。顔が見られて、表情を確認できるので安心感が違う」と母が言っている。(女性)

●オンライン会話が普通になった今、リアルに会えなくてもいつでも繋がれる安心感が、 親御さんの心配事も、初めての一人暮らしの寂しさも和らげてくれているようです。

<プラス思考で今の仕事環境を見る>

・土日休みの友達も、ゴールデンウイークは緊急事態宣言で旅行に行かなかったし、 夏休みの計画も立てられないので、業種によるハンデ差を感じない。 むしろオフィスワークの友達はテレワークで会社には週1回しか行かないようだし、 人と話すのが好きな私には、店舗に出勤して人に会えるのが嬉しい。(女性)

疲れてない?大丈夫?と様子を見て、先輩が声をかけてくれたり、話を聞いてくれるだけで、気が楽になる。 苦手な仕事もあるけれど、1つ上の先輩が「私も最近やっと出来るようになった」と言っているので、 自分も経験を積めば出来るようになると思えるようになった。(女性)

・先輩に言われた仕事だけを今はやっている異業種の友人が多い中、 「朝礼の時間、半分あげるから仕切ってみて」「VMD出来る範囲で変えてみて」と 初めからいろいろ任せてもらえるので、やる気が出る。(女性)

●小売業は土日も仕事とわかって入社しても、周りとのギャップを感じてしまうものですが、 そのギャップが和らいだのが今年の特徴かもしれません。

●先輩たちもコロナ禍でずっと新人の傍にいられない分、困ったことはないか?と いつも以上に気にかけてくれているようですし、新入社員に仕事を任せることが彼らのやる気に繋がっているようです。


※ブラウザーの「戻る」クリック(タップ)でお戻りください